「夢があるならその道を行こう!あきらめずに。」と背中を押してほしい人におすすめのドラマが、「サム、マイウェイ ~恋の一発逆転~」です。
想い描く夢に程遠い現実の毎日でぼんやりとアラサーになってしまった男女4人が、それぞれの夢や恋に向かって人生の一発逆転を狙う爽快なラブコメディーです。
2017年に韓国で放送され、今の若者のリアリティがあるドラマとして高く評価されました。
また、主演のパク・ソジュンとキム・ジウォンはその年のベストカップル賞を受賞し、2人の『愛嬌』シーンはとても話題になりました。
『友達以上・恋人未満のじれキュン』を堪能しながら見終わったときに前向きな気持ちになれるドラマです。今回はそんな「サム、マイウェイ」のおすすめポイントや見逃せないシーンをご紹介します。
韓国ドラマ「サム、マイウェイ」のあらすじ
高校時代にテコンドーの選手として活躍していたドンマン(パク・ソジュン)は、ある大会での事件をきっかけに選手を引退してしまいます。
その後はテコンドーとは無縁の害虫駆除会社で働く毎日。一方、幼馴染のエラ(キム・ジウォン)もアナウンサーという夢がありながら現実はデパートの受付嬢として冴えない日々を送っています。楽しみといえば、親友のジュマンとソルヒを誘ってアパートの屋上でお酒を飲むことくらい。
そんなある日、ドンマンは因縁のライバル、タクスが格闘技の大会に参戦しているのを目撃します。
同じころ、エラもステージ上でマイクを持つ快感が忘れられず再びアナウンサーになりたいと強く思うようになり…。
サム、マイウェイのおすすめシーン・魅力ポイント10選
おすすめ① 格闘家ドンマンの鍛え上げられたボディ!
ラブコメの神、パク・ソジュンが期待以上の完璧ボディを披露してくれるのがサム、マイウェイの一番の見どころです!
今回はテコンドーの天才という設定なので体を鍛えるだけではなく、華麗な足技まで披露してくれています。
撮影前から格闘技の訓練を受け、撮影中は体のラインをキープするために大変な苦労があったようです。
格闘技の試合のシーンはドラマ後半に出てくるので筋肉を維持するために撮影中はずっと食べていなくてはならずハードな撮影だったと語っています。
ドラマ前半では夢破れたぼんやりした青年のドンマンですが、後半は夢に燃えるまっすぐな男に豹変しますのでそれまでどうぞご辛抱ください。
おすすめ② エラとドンマンの愛嬌
このドラマで反響が大きかったのが、エラとドンマンの愛嬌合戦のシーンです。『愛嬌』というと日本では馴染みがないですが、日本でいうところの『ぶりっ子』ですかね?
可愛らしい赤ちゃん言葉で甘えるようにしゃべるセリフが本当にツボです。特にクールな役柄のイメージが強いエラ役のキム・ジウォンが愛嬌をすると超絶萌えます。
ドラマの中で何度か出てくるので楽しんでください。
ベストカップル賞を受賞したときにパク・ソジュンとキム・ジウォンがそれぞれ受賞の場で愛嬌を披露し、大いに照れている姿が動画で出回っているのでそちらもおすすめです。
番外編でサムギョプサルを食べながらエラがドンマンに甘える映像があるのですが、個人的にはそれが一番可愛いなぁと思っています。(おそらくドラマが始まる前のCMのようなものだと思います。)
おすすめ③ ナミルヴィラからの美しい夜景
サム、マイウェイは釜山でロケが行われたのですが、ドンマン・エラ・ジュマン・ソルヒの4人が暮らすアパート『ナミルヴィラ』がとっても素敵なんです。
180段もある長い階段の両サイドにアパートが建っていて、屋上にはというナミルバーという手作りのBarがあります。4人は悩んだ時も嬉しい時もナミルバーで酒盛りをします。
その時の背景に映る夜景が美しく、今でもロケ地を訪れるファンが後を絶ちません。
けっして裕福ではない4人の暮らしぶりですが、気ごころ知れた仲間と絶景をバックにお酒が飲めるなんて羨ましいなと思ってしまいます。
なかなか進まないドンマンとエラの関係が縮まっていく場面としてもよく登場しますよ。
おすすめ④ 師匠とドンマンの師弟関係が熱い!
自分の実力とは別の理由で引退を余儀なくされたドンマン。そんな彼を10年待ち続けた偉大な師匠がキム・ソンオ扮するジャンホです。彼が出てくるとその懐の深さに思わず涙が出てきそうになるナイスガイです!
勝手に悪役のイメージを持っていたキム・ソンオでしたが、この師匠役はまさにハマり役でした。実際このドラマでは助演賞を受賞していて、ドンマンを格闘家へと成長させる師匠を好演しています。
誰よりもドンマンの才能を信じ、伝説の回し蹴りを復活させたいという想いを持ち続けるメンタルが最高に胸アツです!
武道家としての誇りが高く、お金を稼ぎたいから格闘技をやりたいと言ってきたドンマンを一蹴するところがカッコよかったです。意外と熟女にモテるという一面も見逃せません。
見失っていた夢にもう一度挑戦するドンマンと困難を克服して格闘家に導くジャンホの師弟関係がほんとうに尊い!!
おすすめ⑤ ジュマンとソンヒのかなりリアルな恋愛事情
ドンマンとエラが互いに励まし合いながら夢に向かっていく中、交際6年目のジュマンとソンヒは結婚という壁を前にそれぞれ悩み始めます。
実はサム、マイウェイが他のドラマよりもリアリティがあって若者に響いた要因がここにあるのではと思っています。すごく生々しく描かれていて、実際に恋愛中のカップルに起こりうる難問が次々出てきます。ただお互いが好きなだけでは結婚に進めない事情があって…。
ぽっちゃりフェイスで母性本能をくすぐるジュマンをアン・ジェホンが、ソンヒは透明感が半端ないソン・ハユンが演じています。
悩みながらも本来の自分の気持ちを見つめ直し、答えを探していく2人の結末も見どころです。
おすすめ⑥ 三角関係だけど楽しそうなパク・ソジュンとチェ・ウシク
パク・ソジュンは交友関係が広く友達を大切にする俳優として知られていますが、サム、マイウェイでは大親友のチェ・ウシクと「シットコムファミリー」以来の共演を果たしています。
鈍感なドンマンの煮え切らない態度に腹を立てたエラが腹いせに交際を受けてしまう相手、ムビン役をチェ・ウシクがコミカルに演じています。
高校生の頃からの腐れ縁でお互いによく思っていないドンマンとムビンがひょんなことからエラを奪い合います。ハイスペック男子ムビンとのデート現場にドンマンが乗り込むシーンはすごく楽しそうで和みます。
おすすめ⑦ 自信を取り戻したドンマンのカッコいいキスシーン
格闘家として夢を追いかける一方で長年幼馴染だったエラと恋人同士になったドンマン。宿敵であるタクスとの試合をエラに止められケンカになるのですが、どうしても応援してほしいドンマンはエラにとびきり甘いキスをすることに…。
格闘家として自信を取り戻したドンマンのカッコよさに、いつもは威勢のいいエラも完全にやられてしまいます。
挫折して人生を見失っていた時とは別人のドンマンなのですが、このギャップを自然に作り上げてしまうパク・ソジュン、やっぱり男前です!!
ドンマンの部屋でイチャイチャするシーンがとにかく色っぽくて、鍛え上げられた逞しい腕で抱きしめられているエラが羨ましいです。
おすすめ⑧ マイクを持ったら水を得た魚、エラの快進撃!
幼い頃からマイクが大好きなエラ。憧れのアナウンサーを目指して挑戦を続けますが、キャリア志向のキー局では相手にされません。
それでもあきらめずにいたところへチャンスが舞い込みます。自分らしさを表現できる場所を見つけたエラはもうマイクを放しません。
くすぶっていたエラが表舞台で活躍する場所はいったいどこだったのか?乞うご期待です。
おすすめ⑨ OST(サントラ)はしゃべりの上手いあの方々です
サム、マイウェイのOSTにはBTOBのウングァン・ヒョンシク・ソンジェが歌う、「わかるようでわからない」という曲があります。とても人気がありOST賞を受賞しました。
最近は歌って踊る曲よりもOSTとかバラードが増えているBTOBです。
実際歌が上手いのですけど、どちらかというとしゃべりの方が面白くてアイドルというよりも芸人に近づいていってる気がしてなりません。特にこの3人は…。
おすすめ⑩ カメオ出演だけどこんな人も出ています
ドラマの序盤で、エラの恋人として登場するムギをクァク・ドンヨンが演じています。エラが献身的に貢いでいたのに年増の女社長に寝取られる…というとんでもない役どころです。
クァク・ドンヨンといえば、2016年公開の「雲が描いた月明かり」でパク・ボゴム演じる世子ヨンの護衛で親友のビョンヨン役で人気者になりました。
本当にちょっとしか出てきませんが、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
サム、マイウェイはラブコメディーなので本当はもっとじれキュンにスポットを当てるつもりでいましたが、ラブな要素だけではない面白さがあると思い、夢をテーマにまとめてみました。
ぜひドンマンの回し蹴りでスカッとしてください!